ユーザー登録
文字サイズ

広報みと 令和元年8月1日号

特集1 「私は大丈夫」は、本当に大丈夫? 2

2/18

茨城県水戸市 クリエイティブ・コモンズ

■他人事ではない―詐欺の現状
市では、水戸警察署、水戸地区防犯協会、市内の民間企業、ボランティア団体、防犯団体などと協力して、ニセ電話詐欺防止を呼びかける動画を作成。よくある事例や、だまされないためのポイントを紹介しています。

市内でも詐欺被害が後を絶ちません。1~6月のニセ電話詐欺の認知件数は21件。「オレオレ詐欺」が最も多く、その中でもキャッシュカードをだまし取られる被害は13件に上ります。
代表的な手口は、家までやってきた犯人がまず「あなたのキャッシュカードが不正に使用された」などと理由をつけて本人にカードを封筒に入れるように促します。その封筒に封印をする印鑑を準備するために本人がその場を離れた隙に、犯人は中身を別のカードにすり替えます。そして戻ってきた本人には偽のカードが入った封筒に封印させて返す―というものです。
被害者の約8割が高齢の女性で、そのほとんどの方が「自分はだまされないと思っていたが、相手(犯人)の電話の声がとても優しく親切だったので、信じてしまった」と話しています。
不審な電話も相次いでいます。
・保険会社社員や災害調査員を名乗り、世帯構成などを聞く
・市職員と一緒に家屋調査を行うなどと訪問を予告する
このような電話には対応せず、一度電話を切って、水戸警察署(110番)や警察総合相談( ♯9110)に通報してください。

◇県内のニセ電話詐欺の手口(平成30年、茨城県警察)

平成30年は、警察官や金融機関の職員などのふりをしてキャッシュカードをだまし取る、オレオレ詐欺が急増しました。また、メールやハガキを送り付け、未納料金があるなどと嘘を言って電子マネーの利用権をだまし取る、架空請求詐欺も多発しました。

◇県内で起きたニセ電話詐欺の認知件数と被害額(茨城県警察)

全体の件数は減少傾向にあるものの、まだまだ多い状況です。手口別にみると、平成29年にオレオレ詐欺が急増しています。今年は、6月までに108件のオレオレ詐欺、29件の架空請求詐欺が発生しています。

■大切な財産を詐欺に奪われないために
水戸警察署 生活安全課長 亀丸建吾さん

◇ニセ電話に出ない
犯人は話に信ぴょう性を持たせるため、季節のことや地域の状況などを話題に入れることが多いです。また、いきなりお金の話をするのではなく2回、3回と電話をかけたり、違う人物からかけたりする、いわゆる「劇場型」で相手を信用させてしまうことも。「だまされない」と思っていても、犯人の巧みな話術につられて、いつの間にか信じてしまうのです。
被害を防ぐには、まずは直接話さないようにすることが大切。家の電話などを常に留守番電話にしておくことも一つの方法です。犯人は声を録音されることを嫌がります。また、被害防止機能の付いた電話機やサービスなどを活用するのも効果的です。

◇一人で抱えないで、周りに相談を
自分自身で気をつけるだけではなく周囲が気にかけることも大切です。「自分は大丈夫」「こんなことで他人に迷惑をかけられない」と思っている人ほど、被害にあっています。最近は一人暮らしの方が多かったり、地域のつながりが希薄になっていたりして、誰にも相談できずにだまされてしまう方も多くいます。雑談でもいいので、「昨日、こんな電話があって」などと話せれば、他の人が「何かおかしい」と気が付くかもしれません。
詐欺で失ってしまったお金はほとんどの場合、戻ってきません。少しでも不審に感じたら、すぐに警察や周りの人に相談してください。大切な財産をしっかり守りましょう。

■相談窓口 あやしい、と思ったら迷わず、相談。
「だまされてしまったかもしれない」「これは詐欺だろうか…」――。
一人で悩まず、すぐに家族や身近な相談窓口に相談しましょう。

◇架空請求や詐欺など「警察総合相談」【電話】♯9110
24時間体制で相談を受けています。携帯電話からもつながります。

◇契約や取引に関するトラブル「市消費生活センター」【電話】226-4194

◇最寄りの消費生活センターにつながる「消費者ホットライン(全国共通)」【電話】188

問合せ:
防災・危機管理課【電話】232-9152
市民生活課【電話】232-9151

<<この記事についてアンケートにご協力ください。>>

広告

※広告は一般社団法人オープン・コーポレイツ・ジャパンが掲載しているものであり、広報紙を発行している自治体とは何ら関係ありません。

〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-21-11 山竹ビル
協力 水戸市 〒310-8610 茨城県水戸市中央1丁目4番1号