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特集 よみがえる水戸城 水戸城大手門・二の丸角櫓を復元

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茨城県水戸市 クリエイティブ・コモンズ

市では、「水戸城大手門、二の丸角櫓(すみやぐら)、土塀整備基本計画」を策定し、水戸城大手門、二の丸角櫓、土塀の整備を進めています。
問合せ/歴史文化財課(TEL 306・8132)

▼ 水戸城歴史的建造物整備プロジェクトについて、歴史文化財課の職員が解説します
―水戸駅前にお城があった?
御三家水戸藩の居城、水戸城がありました。範囲は、今の水戸第一高等学校から弘道館までの一帯です。かつては御殿や櫓などの歴史的建造物が建ち並んでいました。水戸駅北口から、わずか200mの距離です。水戸駅前の三の丸地区には、お城があったんです。
土塁や堀など、水戸城の遺構が現在も残り、かつての風情を偲しのばせていますが、建造物の多くは、明治時代以降に失われてしまいました。そのため、市では、ありし日の水戸城周辺の姿を再現する、水戸城歴史的建造物の整備プロジェクトを進めています。

―大手門・二の丸角櫓とは?
大手門とは、お城の正面玄関にあたる門のことです。弘道館の正門と向かい合う場所に建っていました。二階建てで、水戸城では一番大きな門でした。大手門を復元することによって、弘道館に来場される方が、大手門方面にも足を延ばし、お城の歴史と風景をより一層楽しめるようになります。
二の丸角櫓は、現在の茨城大学教育学部附属小学校の南西の隅に建っていた二階建ての櫓で、水戸駅から最も近い距離にある歴史的建造物です。 整備後は、水戸駅北口ペデストリアンデッキから眺めることができます。

―どうやって復元する?
残されていない建物をどうやって復元するか、気になりますよね。実は、遺跡の発掘調査や古い絵図、写真などの記録をもとに、古建築や歴史の専門家が話合い、設計図を作成していくんです。
工事は、日本の伝統的な工法で進めます。在来工法といって、使う部材や場所、構造などを、ほとんど当時のままにつくる方法です。調査や研究を重ねて、発掘で出土した瓦と同じものを使うなど、細かな部材まで注意を払いながら建てていきます。

―整備にあたって一言 本市は関東でも有数の城下町として発展しました。今回の水戸城歴史的建造物の整備によって、長く失われていたまちのシンボルである水戸城周辺の風景がよみがえります。
大手門の完成は、平成31年度を予定しています。ぜひ楽しみにしていてください。

【発掘調査】
復元設計図の作成に必要なデータを得るために、これまで4回の発掘調査を行っています。 発掘では、水戸徳川家の家紋である三つ葉葵の瓦など、江戸時代の大手門の部材が出土しています。また、瓦を積み上げた「瓦塀」と呼ばれる巨大な塀が出土するという大発見もありました。

●募集 一枚瓦城主になりませんか
水戸城大手門・二の丸角櫓などに使用する瓦への募金を行っています。寄付していただいた方を「一枚瓦城主」として、芳名帳に掲載して永年保存するとともに、瓦に記名します。
一枚/3,000円
特典/一枚瓦城主手形(有効期間1年間)、竣工写真ポストカード
※ 一枚瓦城主手形は、市内の文化施設などで入場料割引などの優待を受けることができるものです。
※購入枚数に応じてさらに特典があります。
▼寄付方法/以下のいずれか
1) 振込による寄付…下記施設にある専用振込用紙をご利用ください(手数料無料)
設置場所/市役所総合案内、各市民センター、常陽銀行、筑波銀行、茨城県信用組合、水戸信用金庫
2) 現金による寄付…直接、歴史文化財課(市総合教育研究所内)、埋蔵文化財センター(塩崎町)、三の丸市民センターへ

瓦の購入状況(平成28年9月16日現在)
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※ 詳細は、市ホームページをご覧になるか、お問合せください。

●日本100名城・水戸城
水戸城は、石垣を築かず、土塁と堀でお城を囲った、巨大な“土造りの城”です。現在の水郡線や県道水戸市毛線は、水戸城の堀を再利用した
ものです。土造りの平山城としては日本最大級の規模で、日本100名城の一つになっています。

●土塀の整備も見逃せない!
今回の整備では、大手門と二の丸角櫓のほかに、建造物をつなぐ土塀の再生整備も行います。
整備する土塀は、白壁の下半分を板で覆った「鎧(よろい)塀」というもので、御三家のお城にふさわしい、重厚な雰囲気を再現します。

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※広告は一般社団法人オープン・コーポレイツ・ジャパンが掲載しているものであり、広報紙を発行している自治体とは何ら関係ありません。

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