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特集 「もったいない」を、大切に。(1)

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茨城県水戸市 クリエイティブ・コモンズ

◆「もったいない」を、大切に。
日々の習慣や小さな気づきが、ごみの減量につながります。
皆さんも一緒に考えてみませんか。

図1 一人1日当たりのごみの排出量(平成27年度)

(一般廃棄物処理実態調査結果、平成27年度、環境省)

・水戸市のごみの量
市民一人1日当たりのごみ排出量は、全国の平均と比べて多くなっています(図1)。
市全体では年間で約10万6000t、処理にかかる総費用は約33 億円に上ります。

・なぜごみの減量が必要なの?
私たちが「ごみ」として出す物のほとんどは、元は製品や商品だったものです。その原料や材料の多くが、石油や木材などの天然資源。ごみを減らすことは、限りあるさまざまな資源を大切にすることになります。また、ごみを焼却する際に排出される二酸化炭素などの温室効果ガスの抑制や、市のごみ処理にかかる費用を抑えることにつながるなど、ごみの減量は私たちの生活に深く関係しています。

・「ちりも積もれば山となる」
ごみを減らすためには、ごみとして出す物を減らすことが一つのポイント。物を大切にする、無駄にしない、再利用できるものは分別して資源物として出す。一人一人の小さな取組も、みんなで続ければ大きな力になります。

◆もったいない!食品ロス
本来食べることができるはずのものが捨てられてしまう、いわゆる「食品ロス」。
その量は、国内で年間約600万tになります。このうち、半分にあたる約300万tが、家庭から出ているものです。食品ロス全体の量から試算すると、一人につき毎日約136g(茶碗約1杯分のごはんに相当する量)を無駄にしていることになります。
(平成26年度推計、農林水産省調べ)

問合せ:ごみ対策課(TEL/232-9114)

◇食品ロスを減らすコツ
・計画的に買い物しよう!
買い物に行く前に、冷蔵庫の中などを確認し、買い物メモを持参。
・食材を使い切ろう!
食材などのストックは適度な量にして、賞味期限・消費期限をこまめに確認。野菜などの皮を厚くむきすぎない。
・食事は残さず食べよう!
無理なく食べられる量を作り、おいしく食べ切る。

図2 家庭における食品ロスの内訳

(平成28年、消費者庁)

◇きずなボックスの活用
各家庭で眠っている賞味期限内の缶詰やレトルト食品などを受入れています。
場所:
・市福祉ボランティア会館(ミオス2階)
・南部老人福祉センター「ふれしあ」(吉沢町) ほか
※詳細は、お問合せください。
問合せ:市社会福祉協議会(TEL/309-5001)または市福祉総務課(TEL/232-9169)

●残さず食べたよ!
あと一口食べてみよう―。
一人一人が心がければ、全体で何人分もの食べ残しを減らすことにつながります。

・食べ残しゼロで目指せペロリン賞!
子どもたちが毎日学校で食べる給食。その献立は、子どもたちの身体にとって必要な栄養素がバランスよくとれるようにと工夫されたものです。
多くの人が関わって作られる給食ですが、食べられずに残ってしまった分は、飼料にしたり、廃棄されたりすることになります。
「給食をたくさん食べてほしい」と話すのは、稲荷第一小学校の栄養教諭、杉山由佳先生。
食べ残しを減らそうと、給食後に残っている量をクラスごとに確認し、一人前以下なら『ペロリン賞』として表彰する、という取組を始めました。
毎日のようにペロリン賞を取っている5年2組は、この日の給食もほぼ完食。みんなが積極的におかわりをしたり、担任の先生や杉山先生が「もっと食べたい人はいるかな」と聞いて直接席を回ったりすると、あっという間になくなります。
また、給食と一緒に毎日配る『給食メモ』では、旬の食材など食に関する知識を紹介。
メモの一部はクイズやアンケートになっていて、給食係が記載して返します。子どもたちが食について関心をもって、楽しく、積極的に食べるきっかけになっています。

・みんなの「あと一口」
ペロリン賞を含め、さまざまな食育の取組を続けることで、稲荷第一小学校全体の食べ残しの量は減ってきています。子どもたちの間では、「これは苦手なんだ」と言いながらも「おいしいから一口食べてみようよ」「今日もペロリン賞取ろうよ」と周りの声に励まされて、最後まで食べ切る姿が見られるようになりました。
杉山先生は「無理やりではなく、子どもたち自身が意欲的に取組むことが、結果につながっているのだと思います」と、子どもたちを見守ります。

・「食べ始めの5分間は、モグモグタイム。一食にしっかり向き合う時間を取ることも効果があります」と話す杉山先生。

◆食べ残しについて考えよう (石川中学校)
食品ロスについて、毎日の給食の食べ残しを「おにぎり何個分になるだろう」「処理に必要なお金で車が買える」など、身近な例に置き換えながら考えた1年生の皆さん。実際の量に驚いたと言います。
授業をとおして、「好き嫌いなく食べる」「作ってくれる人たちに感謝する」など、食の大切さを改めて感じていました。

会食や宴会などの席で残るたくさんの料理。「もったいない」と思ったことはありませんか。
~大人も、食べ残しゼロ。30-10 (さんまる・いちまる)運動を始めよう。
乾杯後の30分間と終了前の10分間は料理を食べることを中心に楽しもう。

<<この記事についてアンケートにご協力ください。>>

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